営業代行は販売代理ではない！営業代行の仕事内容は？
業務の効率化とコストカットを図るため、アウトソーシングの分野は広がる一方で、会計処理や労務管理などをサポートするだけでなく、営業活動を支援する営業代行サービスまで行われるようになりました。営業代行は、販売代理店が手がける販売代理ではありません。販売に特化した販売代理店は、自己名義で取引しますが、営業に関連するあらゆる業務を支援する営業代行サービスは、依頼主の名を名乗って営業活動に携わります。営業代行がカバーする営業活動は、非常に範囲が広く、セミナー・見本市・Webによる集客をはじめとして、脈のある新規クライアントとの商談に随行しビジネスパートナーとして交渉をサポートしたり、既存のクライアントをアフターケアしたりします。そのほか、営業戦略を立案したり、営業のプロを育成したりする場面でも営業代行は活躍しており、その業務項目は枚挙に暇がありません。
どんな時に営業代行は活躍するのか？
企業が営業代行を利用するのは、様々な理由があります。まず、営業部で新規採用した素人の社員をゼロから育成するゆとりがない場合が挙げられるでしょう。即戦力として役に立つ営業部員がいないと、有効な販売戦略を立案しても実行に移せません。営業の専門家である営業代行を頼めば、新製品の販売をスムーズに開始できます。また、新分野に参入したり、新規事業を起ち上げたりする際に、営業のノウハウがなく、第三者に頼らざるを得ないことがあります。こうした場合も、営業代行に依頼すると、新規参入分野で効率的な営業活動ができて、労せず経済活動を展開できるでしょう。それから、事業が成功し販売活動が活発になって、営業部員が足りなくなった場合も、営業代行に頼ることがあります。
営業代行は自社に代わり営業を行ってくれます。営業のノウハウが自社になくても代行を活用することで人員を割かずにすみます。
